魔道ねこの目線

気になること、面白そうなこと、独断的考察などなど、思いつくままに書いてます ( ̄▽ ̄)

セブンイレブンの《ハムマカ》


ずっとセブンイレブンのマカロニサラダが大好きでした。

スーパーのお惣菜みたいなフタ付き透明容器に入ってた頃の、ハム入りマカロニサラダ…通称『ハムマカ』がッ!

最近では、黄色いタマゴマカロニサラダや、カレーマカロニサラダ、ピンクの明太子マカロニサラダなど、スーパーやコンビニごとにバリエーションも豊富です。でも、

……ちが~~う。゚(゚´Д`゚)゚。
マカロニサラダは少しのタマネギとキュウリ、たっぷりハム入りが美味しいの!

タマネギとキュウリでシャキシャキ感と彩りを加えて、メインの具はハムヽ(´▽`)/♪♪
これがベストの構成なのです♪

ゆで卵は輪切りがアクセントに1枚のってるくらいならいいけど、黄色いマカロニサラダになるまで入れちゃダメ!
マカロニサラダは白くないとダメなの(>_<)

だからカレー味も、ピンクの明太子味も、おいしくてもダメなのよ〜(T . T)

白いマカロニサラダにハムのピンクが散らばって、ちょっぴりキュウリのグリーンと、薄切りタマネギがのぞいてる感じ…。
かつてのセブンのハムマカは、どこよりもダントツで美味しくて、見た目も味も完成された素晴らしい一品だったのです。


そのくらいセブンのハムマカを愛していた私でしたが、有為転変の浮世では、引越しだの移動だのでテリトリーに変化があったり、予想外の事故や病気で入院したり、転職したり、という事態も起こります。

出勤前に毎朝コンビニに立ち寄る生活も、事情が変わればコンビニに寄らないルートになったり、お昼のコンビニランチや仕事帰りのコンビニにだって、同じことが起こります。

子供の頃からずっと、コンビニのハシゴができるような場所に住んでいると、日本中どこへ行ってもそれが普通で当たり前のように思いこんでしまうものですが、もちろんそうではありません。

いったんコンビニが、自分のテリトリーや、いつものルートから外れると、コンビニを全く利用しない生活になったり、立地条件によってはそもそも近くにコンビニがない!Σ(゚д゚lll)という場合もあります。

地方都市だろうと、平成日本の駅前はどこもそれなりですが、駅裏を人通りの少ない方向へ進んだり、または国道県道市道沿いで、コンビニとコンビニの間が離れているような地域だと、その中間地点では、コンビニまで徒歩20分(⁉︎)みたいな事態が起こるのです。


以前の私は、徒歩10分圏内に、通勤で利用する公共交通機関の駅、コンビニ5軒、24H営業スーパー2軒、銀行、ファストフードなど、各種用途に必要なほぼ全てを網羅した、立地条件のいい賃貸物件に住んでいました。

最初の引越しで、ハローワークの求人が軒並み「マイカー通勤可」だったりするような地域に移り住んだ時も、梅雨や台風の大雨の中を、カッパを着て、ずぶ濡れで自転車通勤する苦行を経験する羽目になった時も、「ここじゃ運転免許と車がないと暮らしていけないよ」と平然と口にされた「地方都市の常識」に、ただただ驚かされました。

他にも、県道沿いのコンビニの広い駐車場(!)で、非常識な大型トラックが駐車場内で悠々と切り返してバックで駐車したりする中を、それを避けながらチョロチョロする原付や自転車、利用客等の危険な行為にも驚かされました。

地域住民にとっては、それまでの私の常識のほうが非常識だったみたいですが、マイカー通勤もコンビニ駐車場もないのが当たり前な感覚で暮らしてきた都市居住型人間としては、どれも驚いて当然でした。

乗り物の出入りは多いわりに、何故かレジで並んだことがない程度に店内は空いている不思議なコンビニでしたが、自転車で遠回りしないと寄れないようなコンビニに、わざわざ出勤前に立ち寄るひとはいません。

大型車両が、すぐそばにいる歩行者にお構いなしに動くのが怖かったせいもあるのですが、その引越しを機に、いつしか私はコンビニと疎遠になっていきました。

余談ですが、そんな立地条件での生活では、近場にATMどころか銀行もないので、家賃の振り込みのためだけにネットバンキングを利用する必要に迫られ、セキュリティ向上のワンタイムパスワード導入で、ついには長年愛用のガラケースマホに機種変更する羽目にもなってしまいました。

ケニアのマサイ族?だったかが、何もない不便な土地に住んでるからこそ、家畜の売買や家族への送金などに「スマホが生活に欠かせない」という報道番組を観て、以前ならヤラセと思って笑ったに違いない私は、激しく共感しながら観た記憶があります。


そんなこんなでコンビニと疎遠になってしまうと、外出先でコンビニに立ち寄ることがあっても、パンやサンドイッチの棚と冷蔵庫に直行するだけで、店内を見て回ることもなくなり、お惣菜も買わないまま月日が流れて行きました。

次の引越しで、ようやくもう少し便利な立地にある現在の住まいに移り住んで、また再びコンビニでサンドイッチやデザートなんかを選ぶ楽しみが戻ってきました。

…戻ってきたのだけれど、その時にはすでにプレミアムな変化を遂げていたセブンのお惣菜サラダは、もう透明容器ではなく、現在の袋入りに変わっていました∑(゚Д゚)

そして、マカロニサラダからはハムが消えてしまっていました(´;ω;`)

もうあのセブンの『ハムマカ』は食べられなくなっていたのです。

大好きだったセブンのハム入りマカロニサラダは、私が知らない間に、伝説のハムマカとなってしまっていたのでした……!



コンビニ惣菜は、以前はお弁当と同じく、その地域のお弁当製造会社の工場で作られていて、大抵は昼間にオカズや惣菜を作り、夜間スタッフが流れ作業で盛り付けて、深夜や早朝に出荷と配送をしていたらしいです。

小泉政権規制緩和で、派遣の仕事が全盛期を迎えていた頃、日払いの単発バイトで、夜間のコンビニ弁当の盛り付けを経験したというひと複数人から、当時の話を聞きました。

派遣を切られた失業者が大勢出てニュースを賑わせていた頃、日払いの単発バイトで引き受けていたのと全く同じ仕事を、時給は低くなるうえに高額な社会保険料を引かれる正社員契約に変えられて、そのうち貧困問題や鬱病になって辞めたというひともいました。

わりと最近まで、あんまり政治に興味ないまま暮らしてきた私ですが、セブンのハムマカがプレミアムにリニューアルした背景には、どうやらセブンの事情だけでない、政治的背景や雇用問題もあることに気づいて、ちょっぴり考えを改める次第となりました。

それ以来、コンビニの棚に並んだハンバーグやポテトサラダ、マカロニサラダを見ると、いろいろ余計なことまで考えてしまいます。

でも、今でもいちばん多く脳裏をよこぎる想いは、もう一度、あのセブンのハムマカを食べたいなぁというもので、それが度重なって、しまいには自分であのハムマカを再現してしまうことにしました。

サイゲン大介みたいな技術はないし、それをセブンのハムマカだと思っているのは私だけですが、そこそこ再現出来てるんじゃないかと勝手に思ってます( ̄▽ ̄)v

今では、わざわざコンビニまで行かなくても、いつでも好きな時に、あのハムマカが食べられます( ´ ▽ ` )