魔道ねこの目線

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長崎市長、平和宣言で政府批判 「姿勢理解できない」




長崎に原爆が投下されて72年となった9日、長崎市平和公園で平和祈念式典が開かれた。田上富久・長崎市長は平和宣言で、今年7月の核兵器禁止条約の採択を「被爆者が長年積み重ねてきた努力がようやく形になった瞬間だった」と歓迎する一方、日本政府に対し、「条約の交渉会議にさえ参加しない姿勢を、被爆地は到底理解できない」と批判した。


安倍晋三首相は来賓あいさつで「真に『核兵器のない世界』を実現するためには、核兵器国と非核兵器国双方の参画が必要」との考えを示し、「我が国は、非核三原則を堅持し、双方に働きかけを行うことを通じて、国際社会を主導していく」と述べたが、具体策には言及しなかった。

【2017年8月9日 朝日新聞DIGITAL版より抜粋】



昨年5月、アメリカ合衆国前大統領オバマ氏が、日本を訪れた時のことを覚えているだろうか。

じつは過半数のアメリカ人は、「アメリカが日本に原爆を落としたから戦争が早く終わった。アメリカは悪くない」という意見らしいのを知っていますか?

しかしオバマ氏は、演説の中でこう言った。

「私の国のように核兵器の備蓄がある国は、恐怖の論理から抜け出す勇気を持ち、核兵器なき世界を追求しなければならない。私が生きているうちに、この目標を実現できないかもしれない。しかし、粘り強い努力によって破滅の可能性を低くできる。こうした備蓄の破棄につながる計画を立てることはできるし、他国への拡散や致死性の物質が狂信者の手に渡るのも阻止できる」

【全文が掲載された日本語訳の演説より一部抜粋】


で、オバマ氏に完全に食われて影が薄かった安倍っちは「オバマ大統領の決断と勇気に敬意を表したい。痛切な思いを受け継ぐことが今を生きる私たちの責任」と、1年前はオバマに負けじと、もっともらしく語ったんです。



演説の一部をコピペすると…

「昨年、戦後70年の節目にあたり、私は米国を訪問し、米国の上下両院の合同会議において、日本の内閣総理大臣としてスピーチを行いました。
かの戦争によって、多くの米国の若者たちの夢が失われ、未来が失われました。その苛烈な歴史に改めて思いをいたし、先の戦争で倒れた米国のすべての人々の魂にとこしえの哀悼を捧げました。
そして、この70年間、和解のために力をつくしてくれた日米両国すべての人々に感謝と尊敬の念を表しました。
熾烈に戦い合った敵は、70年の時を経て心の紐帯を結ぶ友となり、深い信頼と友情によって結ばれる同盟国となりました。
そうして生まれた日米同盟は、世界に希望を生み出す同盟でなければならない。私はスピーチでそう訴えました。
あれから1年。今度は、オバマ大統領が米国のリーダーとして初めてこの被爆地広島を訪問してくれました。
米国の大統領が、被爆実相に触れ、核兵器のない世界への決意を新たにする。
核なき世界を信じてやまない世界中の人々に大きな希望を与えてくれました。
広島の人々のみならず、すべての日本国民が待ち望んだこの歴史的な訪問を心から歓迎したいと思います。
日米両国の和解、そして、信頼と友情の歴史に新たなページを刻む、オバマ大統領の決断と勇気に対して、心からみなさまとともに敬意を表したいと思います。

先ほど私とオバマ大統領は、先の大戦において、そして、原爆投下によって犠牲となったすべての人々に対し、哀悼の誠をささげました。
71年前、広島そして長崎では、たった1発の原子爆弾によって、なんの罪もないたくさんの市井の人々が、そして子供たちが、無残にも犠牲となりました。
一人ひとりにそれぞれの人生があり、夢があり、愛する家族があった。この当然の事実を噛み締める時、ただただ断腸の念を禁じ得ません。
今なお被爆によって、たいへんな苦痛を受けておられる方もいらっしゃいます。
71年前、まさにこの地にあって、想像を絶するような悲惨な経験をした方々の思い。それは筆舌に尽くしがたいものであります。
さまざまな思いが去来したであろうその胸のなかにあって、ただこのことだけは、間違いありません。
世界中のどこであろうとも、再びこのような悲惨な経験を、決して繰り返させてはならない。
この痛切な思いをしっかりと受け継いでいくことが、今を生きる私たちの責任であります。
核兵器のない世界を必ず実現する。その道のりがいかに長く、いかに困難なものであろうとも、絶え間なく、努力を積み重ねていくことが、今を生きる私たちの責任であります。
そして、あの忘れ得ぬ日に生まれた子供たちが、恒久平和を願って灯した、あの灯にちかって、世界の平和と繁栄に力を尽くす。それが今を生きる私たちの責任であります。
必ずやその責任を果たしていく。日本と米国が力を合わせて世界の人々に希望を生み出す灯となる。
この地に立ち、オバマ大統領とともに改めて固く決意しています。
そのことが、広島・長崎で原子爆弾の犠牲となった数多の御霊の想いに応える唯一の道であると、私はそう確信しています」



演説のセンスがないとかは無視して、内容は、その場かぎりの口先だけだったらしいのがよくわかります。たった1年で、手のひら返してこの態度ですからね( *`ω´)


ようするに安倍っちは、オバマさんを【政権維持目的】で【支持率を上げるために利用】したんですよ!
日本中が感動したオバマ氏のあの平和公園訪問は、安倍政権が最大限に宣伝効果を期待できる一大イベントだったわけです。


まぁ確かにオバマ氏も、現職大統領といっても退陣前のタイミングだったし、広島訪問も演説も計算ずくだった可能性は否めません。

現職大統領が広島までやってきて、平和公園で献花してあれだけキッパリ言ったわけですから、狙いどおり世界中でニュースになったし、この広島訪問や駆け込みパリ協定参加は、十中八九まで計算ずくだったと思いますけどね(個人的意見です)

ヒラリーが大統領になっていても、何も期待しなければ、彼は別に憂いも不満もなかっただろうし、もしもトランプが大統領になったら、あの性格だから、オバマ氏の政策を全部ぶち壊して、それが逆にオバマ氏をレジェンドにしてくれるはず……そう読んだかどうかわかりませんけど、その読みが当たって、トランプ氏はまんまと乗せられた可能性もなくはないのです。


演説上手で名を馳せたオバマ氏と安倍っちとの決定的な違いは、たとえるならオバマ氏がチェスの名手なら、安倍っちの場合は単なる『セールストーク』なんです。

セールスマン安倍が売り込みたいのは、いつだって「アベノミクス」だったり「消費税アップ」だったり「社会保障費の削減」だったり「共謀罪成立」だったり「改憲」なわけです。

世界平和や核兵器撲滅といった『高尚なシロモノ』は、俗物のセールスマンに扱える商品じゃない…ぐらいに思ってるんじゃないの?

だから「政権維持」や「支持率アップ」に都合がよければ、いくらでも『世界の平和と繁栄に力を尽くす』とか誓えたわけです。口約束の乱発はセールスマンの常套手段ですからね。

それで去年はオバマ効果で支持率を稼げたけど、今年は去年みたいに「迂闊なことを言えない理由」があるんですよ、安倍っちにはたぶんね。


たとえば某国大統領T氏に、「彼が退陣前の点数稼ぎで何を約束しようと、米軍岩国基地には****と*****と****は配備させてもらうからな」とえらそうに言われても、安倍っちは憤慨したり反論する代わりに、それをどんな取り引きに利用できるか考えたんだと思いますね(私的見解です)

これがマズイ判断だとわからなくなっている安倍っちには、憤慨した日本人の許容範囲にある交渉と、保身や損得ずくの打算的な取り引きとの区別もつかなかったのだろうと思われます。

そのせいか、長崎での式典当日だというのに、「北朝鮮の核」だの「グアム危機」だの、【核を脅しに使ったトランプ大統領のTwitterの文面】だの、被爆者や市民の感情を逆撫でするような報道が平然と行われていました。


メディアは安倍政権の支配下にあるんじゃなかったんですか?
北朝鮮日本海にミサイル落としたのは報道規制しても、国民が感情を害するだろう報道は規制しないでいいんですか?

それとも、核の危険が改憲を進めるのに都合が良さそうだとの判断で、わざと報道したんですか?

だって、安倍っちは、国民感情なんて気にも留めないセールスマンの政治屋なんですから。改憲を売り込むのこそが正義で、北の核の存在を脅しに使って「自衛隊を防衛軍にすべきです!」ぐらい言っちゃうのかも⁉︎

そう言えば、実業家の大統領T氏も元はセールスマンでしたよねw
セールスマン気質同士で気が合うのかもしれませんが、オバマ氏ならともかく、T氏のやり方を真似するのは感心できませんけどね。


セールスマンというのは、結局「何か売りつけるのが仕事」なわけだから、相手が「何を売るつもりか」わかっていれば、手口は見え透いているものです。

だからといって、ふつう一国の首相が、数日前に広島で同じことをやってあれだけ批判されたのに、長崎でもまた平気で同じことをやりますかね?

メディアに圧力かけてあるから、どうせすぐに国民は忘れるだろうと、まだタカをくくっているんですかね?


安倍っちの意識では、ふてぶてしい古強者の政治家を気取ったつもりだったのかもしれませんが、客観的に見た場合、あれはただの無策か、言い訳しようがなかったか、後で何かバレた時に嘘つき呼ばわりされないように、言質を取られたくなくてスルーしたとしか映りませんでした。

おかげで国民のさらなる反感を買い、批判される余地をつくり、各国来賓に足元を見られ、失笑をかってしまいました(>_<)


…だから何回も言ってるじゃないですか。
安倍っちは、1日も早く退陣すべきなんですよ。

いい加減ボロが出すぎて、最近ではもう首相らしい言動もできなくなっているようだし、老害政権がどこかで何か大失敗する前に、とっとと解散してもらいたいです。


自民党に、まだ少しでもまともな感覚を残した議員がいるなら、野党にまだ立ち上がる気概を持つ者がいるのなら、のんびり構えていないで、そろそろ行動を起こしていただけないでしょうか。