魔道ねこの目線

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銀河英雄伝説 Die Neue These 《GYAO》で配信中です

 

GYAOでアニメ銀英伝が配信されているのを知ってますか?

それも新旧2バージョンで☆彡

昭和の香りただよう旧バージョン【本伝】と、2018年4月からテレビ放映開始の新バージョン【 Die Neue These 】の両方が配信中です。

はっきり言って、なんの予備知識もなしに初めて新バージョンを観たら、あっという間にハマったと思いますね。

臨場感あふれるSFXスペクタル(テキトーw)な映像がカッコイイです。

新しいテレビシリーズといっても、銀英伝は完結しているので内容は(たぶん)おんなじです。

でも、演出が旧バージョンとは違うし、他にも色々と変わった部分を比べたり、発見して楽しめたりもします。

新バージョンはもちろん絵は綺麗だし、戦闘シーンや戦艦?とか機械装置類のデザインも、技術の進化や進歩で、旧バージョンよりもずっと未来っぽく映像化されています。

なにしろ旧バージョンは、携帯電話すらなかった頃に書かれた原作を元につくられているので、忠実に再現すると、今だと違和感ありすぎるんですよね。

たとえば、ラインハルトの旗艦からのヤンの勇戦を讃えるメッセージを、新バージョンではタブレット端末なのに、旧バージョンだと「紙のメモ」を読み上げたりするので、そういうのを見つけると思わず笑ってしまいます。

でも、………違〜う!(;_;)

ラインハルトにあの声はナイでしょ⁈
シンの皇子リン君とか、変態月山兄さんのあのひとがラインハルトの声?……イメージ台無しなんですけど(個人的な意見です)
しかもキャラの印象や雰囲気もイマイチ違うの〜(>_<)

ラインハルトのほうが柔らかい雰囲気で、キルヒアイスの顔だちとか目元のほうがきつそうな印象なのは逆だと思うんですが、何か意図があってのことなのでしょうか?

あと、ヤンがイケメンすぎる!

イケメンはラインハルトとキルヒアイスにまかせて、ヤンは知性とキャラで勝負のはずでは?

それに、それに……ロイエンタールのロン毛はやめてよ〜(泣)
opの、どう見てもミッターマイヤーの隣にいるロン毛さんがロイエンタールですよね?…ロン毛のロイエンタールなんて……マジありえないから…(T ^ T)

アニメは、新旧どちらも、中学生の頃から原作を読んで育った私には納得いかない部分がそこかしこに見られます。

でも、リアルタイムのテレビ放映までは観なくても、「違〜う」とか「そうじゃないのよ〜」と阿鼻叫喚の悲鳴をあげつつも、たぶんGYAOの配信分はぜんぶ観てしまいそうです。

 

私の個人的意見はともかく、この作品は、銀英伝を知らない21世紀生まれの小学生や中高生にこそ観てほしいと思いますね。

英伝は、帝国と同盟の両陣営ともに、頭の固い旧体制派のおじさん達が、若い天才とその仲間たちに取って代わられる世代交代の萌芽を描いた戦闘シーンから物語が始まります。

ラインハルトとヤンが武勲をたてて昇進してゆくにしたがって、同盟では話のわからない無能な上官が、帝国でも若き天才の上官に反抗的なおじさん達が、最終的には退かざるを得ない展開に追い込まれて、この世界をはじめて知る若い世代のハートをガッチリつかむwわけです。

今現在、リアで旧体制派世代の側になってしまった銀英伝ファンのひと達も、かつてはみんなそうだったのではないでしょうか。

でもこれ、銀英伝の世界をはじめて知る中高年さん達の目にはどう映るんでしょうね?

気持ちは今でも若いつもりで、旧体制派世代なのにヤンやラインハルトに肩入れして観るのか、それとも「生意気な金髪のこぞうめ」とか、「目障りなエルファシルの英雄め」とかってふうなオジサン視点で観るのでしょうか?

 

その疑問はちょっと傍に置いて、私が10代の人達にこの作品を観てほしいもうひとつの理由は、昨今のネット事情や社会にあります。

最近になって知ったのですが、ネトウヨの対義語として、「テレサヨ」という言葉があるのを知っていますか?

意味は「テレビだけ見てなんとなく左翼になってるテレビ左翼」なんだそうです(ネトサヨじゃないんですねw)

こういうの誰が考えるんでしょうね( ̄∀ ̄)

思うに、ネトウヨにハマる理由は簡単です。

片っ端からパクってお手本に使える先輩の暴言や、攻撃的な論調を模倣して「見知らぬ相手をゲーム気分で徹底的にやっつけられる」からなのでは?(私的な分析と見解です)

そりゃ楽しいし爽快だし、一緒にやってくれる仲間も多いし、やみつきになるでしょう。

リアでそんなことをすれば、大問題になって内申書や給料やボーナスの査定に響くからできないけど、「ネットなら平気だから」というのは非常にわかりやすい動機ですよね。

ところで、右翼とは、元々は保守とか、もっと違う意味で使われていましたが、今現在、ネトウヨと言えば「ネット上で、差別的だったり、攻撃的な論調を用いて反対意見の者を叩く個人、または集団」だとおおよそ認識されています。

ネトウヨさん達に言わせると、メディアは自称文化人のパヨクに毒されているし、マスゴミ偏向報道ばかりだ、ということだそうですが…そうなんですか?

自称文化人はとりあえず顔も氏名も正体も公表していますが、ネットで吠えてる人達の大多数は匿名の無名人ですよね。

たしかに動画サイトで顔や学校名なんかを晒してる人も中にはいますけどね、2chあたりで過激な論調で幅を利かせている自称大学生の正体は、じつは政府の委託でそれを仕事にしてる中年の業者だった!なんてこともあるのでは?

ネット世代を自称する世代だからこそ、ネットユーザーにどのくらいなりすましがいるのか、今さら知らないとは言いませんよね?

本物1人に対して、年齢詐称やネカマや詐欺アカの偽物も1人いる、とまでは言わないけれど、軽い気持ちでゲームサイトでの年齢や性別をごまかして登録してる人たちも含めると、ネットには結構な割合で偽物が混じっているように思いませんか?

なかにはFacebookの経歴から写真まで完璧に捏造してるようなプロのなりすましとか、他人のアカウントを乗っ取ってるなりすまし野郎もいるだろうし?

ならば偽物ほど、過激で無責任なことを言いそうだと私は思うのですが?

それでもなおメディアは偏向報道ばかり、ネットは真実だけを語っていると頭から信じられるのでしょうか?

 

英伝こと「銀河英雄伝説」は、左翼的思想に影響されている作者が書いた本だという意見も読んだことがあります。

要するに政治家や政権に批判的なキャラのセリフや設定が多用されている、ということらしいです。

たしかに同盟軍のヤン提督にかかれば、腐敗した政治家は「社会の寄生虫」呼ばわりだし、彼等は物語の中でも、自分達の政権を維持するために無理な出兵を命じてやらなくてもいい戦争をやらせた結果、同盟軍が大敗して多くの犠牲を出してしまいます。

政府側は、戦争で命を落とした兵士を尊い犠牲だと語って戦争を賛美するくせに、そのくせ自分達は安全な場所から命令してるだけじゃないかなど、事あるごとにヤンは政治家の主張や論理を一刀両断に粉砕してしまいます。

彼は同盟軍随一の知将と名高い高位の軍人なのに、その意識は体制派でも権力者側でもないという矛盾した人物なんですよね。

英伝ファンでアンチ安倍政権のひとがまわりにいたりすると、銀英伝を知ったことがきっかけで、ヤンの思想に染まるか影響されてしまう可能性もありますよね。

安倍政権はおかしいと思っていたのに、スマホ2chまとめサイトあたりにハマっているうちに、気がついたらネトウヨの仲間入りして左翼やマスコミを糾弾する側になっていた、というのもありそうな話です。

お隣りの国で例の「少女像」の設置問題がヒートアップしていた頃、「隣国の国民は反日教育で子供の頃から洗脳されている」みたいな報道や、攻撃的な書き込みを見かけませんでしたか?

じつはその「報道や書き込み」の何割かは、「政治に無知な若者を標的にした洗脳目的」のものだったかもしれないんですけどね。

でもそういうことって、ネットで目の前のそれだけしか見てないうちはわからないんです。

とどのつまり、どんな情報に先にふれるかで、何も知らなくても容易に右や左の思想に染まってしまうのが、現代の情報社会なのではないでしょうか。

自分で設定してもしなくても、カスタマイズと称して、よく利用するサイトや、ユーザーの嗜好に合わせた情報や検索結果が表示されるのがスマホです。

これは情報操作や思考誘導と紙一重だと思うし、悪用されない保証もないので私は警戒していますが、便利だし気にしない人のほうが多数派だということも知っています。

だからこそ、銀英伝みたいな作品も一度くらいは読んでみたほうがいいと思うし、長編小説が苦手なら、アニメでもいいんです。

帝国軍の上級大将として登場するラインハルトは、のちにローエングラム王朝の皇帝という至高の地位につきます。

彼は専制政治を行う帝国の専制君主となり、それ以前の帝政で腐敗しきっていた特権階級を一掃して何故か「とても民主的な政治を行う」皇帝になります。

一方、民衆から選ばれて同盟の国家元首になりおおせた男は、民主政治の長という立場をおのれの保身に利用して、同盟を売り渡して帝国に亡命してしまいます。

専制政治も民主政治も、長く続けば腐敗を避けられない。

ラインハルトは特権階級による腐りきった専制政治を壊滅させて、彼自身が非の打ちどころがない統治者たろうと努力します。

でもそれでもヤンは、最高の専制政治よりも二流三流の民主政治のほうがマシだと言い切ります。それは何故か?

その答えは銀英伝を読めばわかります。

アニメでも描かれるはずです。

原作の銀英伝ファンのひとりとして私は思います。

ネトウヨになるのもテレサヨになるのも、ネトサヨだろうと選ぶのは個人の自由です。

ただ、右でも左でも、偏った知識や情報だけをつめこんだ狭い世界の人間でいるよりも、正反対の立場の人間やかれらの意見も知って「自分で選ぶ」ほうが、カッコいいと思いませんか?

中学生で銀英伝を読んで育つか、業者謹製YouTubeやネットにどっぷり浸かって育つのか…それでどのように影響されたのか、結果がわかるのは30年後、50年後かもしれません。

そのとき自分が何を好きか嫌いか、何が正しいか間違っているのか、どちらを正しい、あるいはどちらも違うと思うのかわかるのではないかと思います。

まだほとんど政治の知識もない若い世代にならば、ネットを使って偏った右翼的思想を植えつけるのも簡単かもしれない。

逆にアニメやマンガや小説にハマって、知らず知らずのうちに作者が作品にこめた左翼的思想に染まるということもあるでしょう。

だからこそ、対照的な意見や立場の存在を知る前に、最初に出会ったほうの色に染まるというのは考えものです。

同じものを全く別の観点から見ることも覚えて、そのうえで本人の選択にまかせるほうが、自分の考えや意見を持つことにもつながるのではないでしょうか。

 

ちょっととりとめのない話になっちゃいましたが、私は銀英伝を繰り返し読むうちに、そういうことを考えるようになったし、何より銀英伝は面白いです。

知らないままではもったいないから、とりあえずアニメを観てみることをお勧めします(*^ω^*)

旧バージョンの【銀河英雄伝説 本伝】も【銀河英雄伝説 Die Neue These 】もどちらも《GYAO》で無料配信中ですよ〜